ちんぺいの「第十一期プロコース第六講座」レポート その2
<痛みを取るのは何のため?>
痛みを癒す大切さを学んだ後は、
「何処に向かって癒すのか?」
「どんな状態にすればいいのか?」
という癒しのゴールを学びます。
宗家曰く、
『痛みをなくしてあげたり、生活に困らないようにしてあげたりすることが、
治療のゴールじゃないんだよ。
“自分が何者であるのかを思い出してもらうこと”
自分が神の一部だということ、全体の一部だということを思い出して、
天命に従って生きられるように導くことが、本当に「癒す」ということなんだよ』
セミナーのたび、稽古のたび、毎回何度も何度も伝えていただいていることでも、
それでも実際に患者さんを前にしてしまうと、違う意図で向き合ってしまうことがあります。
でも、違う意図で向き合ってしまったら、
たとえ表面的な行為が、治療行為であっても、
それは本当の意味で癒すことにはなりません。
繰り返しお話を伺いながら、
癒し人にとって何よりも大切なその意図を、
さらに深く祈りこみ、真摯に結び変えていきました。
つづく