第十一期プロコース第二講座開催! その2

宗家が治療される時の動きは、
どれも日常動作そのもののような、自然なものばかり。

治療に入る時も、治療中も、治療が終わった時も、
普段とまったく変わりません。

武道でもそうなのですが、
所謂、“武道のための動き”や“治療のための動き”のような、
“特別さ”みたいなものが、まったくないのです。

ですから治してもらう方も、治ったことに氣付かず、

患者:「あれ?もう終わり??」
宗家:「まだ痛い?」
患者:「あれ!?痛くない!!!」

なんて会話が、しばしば繰り返されるほど(笑)


(注目して見学してる私たちでさえ、
「あれ?いまなんかしたの?」
なんて気付かないことがしばしばあります。
まさに武術!?)


私達はどうしても近道を求めて、
“テクニック”や“ハウツー”を求めてしまいがちなのですが、
立ち方、触れ方、捉え方、相手との間合い・・・、など、
稽古で教えていただいている基本的なことが決まるだけで、
特別なテクニックなど使わなくても、良くなってしまうことがほとんどなのです。

改めて、「上達に近道はないんだなぁ」と、
日々の稽古の積み重ねの大切さを実感するとともに、
「このために稽古していたのか!」
「宗家はこういうことをおっしゃっていたのか!」
と、点と点が結ばれていきました。


そして、まだまだ未熟ながら、それでも確実に効果は顕れ、
三日間が終わるころには、全員、不調を見つけるのが難しくなるほど元気になり、
「自分にもできる!」
「もっと人を癒したい!」
と、みんな自信と希望に輝いていました\(^o^)/



次回がとっても楽しみです♪


ちんぺい