給湯のしくみ「心臓」

我が家の給湯機能に不具合が生じました。


蛇口から出るお湯を、いつも何気なく使っていました。
「ちょい」っと、赤色の印のある蛇口をひねって、ジャーっとふんだんに・・・。

いつのまにか、「ありがたいな〜」と、感謝することも忘れ、少々お湯の出が遅いだけで、「おっそいな!」と苛立っちゃったりすることもあったりして・・・。

いつでもお湯が出るわけではないのだ!24時間いつでもお風呂に入れるわけではな〜い!という状況になって、
「お湯の使えるしあわせ」を「ありがたい事なんだ」と思えるようになりました。


これから冬を迎えるにあたって、ちょっと困っちゃうので、本日、業者の方に来ていただき、点検修理してもらいました。
  

なにやら、給湯の要である、ポンプの故障だったようです。
作業をして下さった方の説明によると、
「給湯の要、体で言うなら“心臓”の部分が壊れてます。」との事。
聞けば聞くほど、まさに“心臓”の働きと同じ事をしてくれていたのです。
思わず「おぉっ」と唸ってしまいました。


酸素を取り込んだ栄養たっぷりの血液を全身に送り出し、そして使用済みの血液を回収して、またきれいになった血液を送る・・・
24時間不眠不休で、いつでもどこでもどんな時でも、せっせと働いてくれている、この“心臓”にも「感謝」する事を忘れていたな・・・。


胸に手を当て「ありがとう」と言いました。
蛇口から出るお湯にも「ありがとう」です。
そして、給湯器の治療をしてくれた、業者さんにも深く感謝です。




↑ これが給湯器の心臓


by カン太